民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律が成立いたしました。
休眠預金等とは、預金者等が名乗りを上げないまま、10年間放置された預金等をさし、毎年1,000億円程度発生しています(その後400~500億円程度が払戻し)。
預金等の性質(①銀行等が公共的役割を果たすための原資、②預金保険制度等による公的資金の活用も想定、③広く国民一般に利用)に鑑み、預金者等に払い戻す努力を尽くした上で、社会全体への波及効果大きい「民間公益活動の促進」に活用することで休眠預金等を広く国民一般に還元する目的で、議員立法として提出され、12月2日(金)に成立し、12月9日(金)に公布されました。

法律の概要は次のとおりです。
○休眠預金等を、
民間公益活動
(人口の減少、高齢化の進展等の経済社会情勢の急速な変化が見込まれる中で国及び地方公共団体が対応することが困難な社会諸課題の解決を図ることを目的として民間の団体が行う公益に資する活動
(①子ども及び若者の支援、②日常生活等を営む上で困難を有する者の支援、③地域活性化等の支援の3分野に係る活動)
であって、これが成果を収めることにより国民一般の利益の一層の増進に資することとなるもの)
の促進に活用する。
○民間公益活動の自立した担い手の育成及び民間公益活動に係る資金を調達することができる環境の整備を促進する。
○預金者等の預金等を原資とするものであることに留意し、多様な意見が適切に反映されるように配慮するとともに、その活用の透明性の確保を図る。
○大都市その他特定地域に集中することのないよう配慮する。
○複数年度にわたる民間公益活動に対する助成等、社会の諸課題を解決するための革新的な手法の開発を促進するための成果に係る目標に着目した助成等その他の効果的な活用の方法を選択することにより、民間の団体の創意と工夫が十分に発揮されるように配慮する。
○宗教団体、政治団体、暴力団等は活用対象から除外する。
○預金者等であった者は、預金保険機構(委託を受けた金融機関)に対し、申出に基づき休眠預金等代替金(元本+利子相当額)の支払を請求することができる。

休眠預金等は、預金者等からの請求があればいつでもその全額を支払うこととなっており、預金者等の権利を侵害するものではありません。

休眠預金活用推進議員連盟の一員として、議員立法の成立に向けて尽力をさせていただいたところです。
これから法律に魂を入れなければなりません。
休眠預金等を、民間公益活動を促進するために。
子ども及び若者の支援、日常生活等を営む上で困難を有する方の支援、地域活性化等の支援のために。
全力を尽くしてまいります。安倍総理と障害者との集い・働く女性の代表として