12月22日(木)
「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」中間取りまとめが策定され、公表されました。
本年8月15日に東京メトロ銀座線・青山一丁目駅において、視覚障害者の方が転落して死亡するという痛ましい事故が発生しました。
これを受けて、「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」が設置され、視覚障害者の駅ホームからの転落事故が依然として発生している状況等を踏まえ、ホームドア、心のバリアフリーなど、総合的な安全性向上対策が検討されてきました。
中間取りまとめの概要は次のとおりです。

ハード対策の概要
ホームドアの整備
○利用者10万人以上の駅
ア)整備条件(車両の扉位置が一定、ホーム幅を確保できる等)を満たしている場合、原則として平成32年度までに整備
イ)整備条件を満たしていない場合、
・新しいタイプのホームドアにより対応する場合、概ね5年を目途に整備/着手
・車両更新により対応する場合、更新後速やかに整備
・車種等の混在が多く扉位置不揃いの解消が困難な場合等、ソフト対策を重点的に実施
○利用者10万人未満の駅
視覚障害者団体からの要望や駅の状況等により整備

技術面、コスト面の課題に対応可能な新たなタイプのホームドアを積極的に普及促進
コスト低減等による一層の普及促進をテーマに国土交通省に「新型ホームドア普及促進のための検討会(仮)」を設置

内方線付き点状ブロック
利用者10万人以上の駅:概ね整備済み
利用者1万人以上の駅:平成30年度までに整備
利用者3千人以上の駅:可能な限り速やかに整備

ソフト対策の概要
○駅員による対応の強化
ホームドア未設置駅において、
・誘導案内の申し出のあった視覚障害者に対し、駅員等による誘導案内を実施
・危険時に視覚障害者が明確に気づく声かけ
資格取得、障害者が講師を務める研修への参加等
○旅客による声かけ、誘導案内の促進
視覚障害者に対する具体的な誘導案内を含む啓発
○心のバリアフリーの理解促進
「企業における汎用性のある研修プログラム」検討への協力、バリアフリー教室の内容充実等
○駅における盲導犬訓練等への協力
○駅におけるボランティア活用に向けた検討

フォローアップ
国土交通省において、検討会を活用して進捗管理を実施し、ハード・ソフト両面の取組状況を公表するとともに、好事例を水平展開するなど、事業者の積極的な取組を求めていく