三木地区酒米生産者大会、加西地区山田錦生産者大会(2月25日)
小野地区山田錦生産者大会(3月4日)
に出席させていただきました。
受賞された皆様、おめでとうございます。これからも世界に冠たる、素晴らしい酒米を生産していただけますようお願い申し上げます。
酒米山田錦の減反枠外での増反・増産が可能となる制度改正が行われました。
3JA管内では、酒米山田錦の減反枠外での増反・増産制度の創設により、生産者、農家の皆様の収入が、全体で23億3千万円増加したと試算されています。
制度設計に当たって、最も配慮したのは、増産できるようになっても、価格を下げないようにすること、でした。
このため「酒造好適米の需要量調査」を行い、これに基づいて減反枠外を配分し、増産できるようにしています。
これは平成30年度から減反制度が廃止されても変わりません。というより、減反制度の廃止を先取りしたものです。
平成28年産は、天候不順もあり、厳しいものでした。
主食用米との価格差が広がることにより、他県、特に、山口県、新潟県、滋賀県で増産が行われ、平成26年、27年産が豊作でダブついてきたこともあり、価格交渉が心配されたところです。
しかしながら、全国の「酒造好適米の需要量調査」では、1,000社もの酒造メーカー(特に上位100社は100%)からいただいた回答では、平成29年産は、兵庫県産の山田錦は前年比105%の需要量が求められています。これにより平成28年産も価格が高水準で維持されました。
ある県の五百万石では前年比86%、それだけ減産してください、でなければ価格を下げてください、と「需要量調査」で出てきているのと比較すると、「皆様」の山田錦への全国の酒蔵さんからの評価の高さは際立っていることが分かります。
これも、土づくりから、世界に冠たる、最高品質の酒米山田錦を育んでこられた、皆様、生産者、農家の皆様のご尽力ご労苦の賜物と深く敬意と感謝を申し上げます。
制度改正による増産を維持・拡大しつつ、酒米山田錦の価格を高水準で維持し続けていくためには、輸出増加をはじめ山田錦を使った高級吟醸酒の需要をさらに拡大させるとともに、この地域の産する山田錦の更なるブランド化、他の産地との「違い」をさらに際立たせることが必要です。
地理的表示法(GI法)による登録、「○○産山田錦」という国によるお墨付き等を活用して、更なるブランド化を進めてまいります。
問題は地名をどうするか。兵庫では広すぎる。北播では狭すぎる。登録する名称については、現場の皆様のご要望に沿って、登録に向けて汗を流してまいります。
現在、観光庁を含む国土交通省の大臣政務官を務めさせていただいております。
「酒蔵ツーリズム」ということで、622万人(平成23年)から2404万人(平成28年)へと激増している訪日外国人旅行者の皆さんに、山田錦の「日本酒」を、酒蔵で楽しんでいただき、帰国してからも楽しんでいただく。日本国内で山田錦の「日本酒」のほんまもんの味を知っていただくことで、輸出につなげていく、あわせて酒蔵や生産地への観光客を増加させる取組を始めております。
今国会では、訪日外国人旅行者が、酒類製造場(酒蔵)で購入された酒類について、消費税の免税だけでなく、酒税を免除する改正法案を提出させていただき、現在、審議をしていただいているところです。
こうした取組を含めて、山田錦の「日本酒」の輸出拡大を含めて、需要の増加と「高価格化」を推進してまいります。
基盤整備としては、民主党政権で半減以下とされた農業農村整備事業費を倍増した予算案を国会に提出させていただいております。
東播用水2期事業、東条川2期事業の満額確保をはじめ、ため池の防災・減災等、予算の確保に全力を尽くしてまいります。
今国会では、防災・減災の観点から、生産者、農家の「費用負担なし」で、ため池等農業用用排水施設の耐震化の目的とした土地改良事業の創設を盛り込んだ、土地改良法等の一部を改正する法律案が提出される運びとなっています。
今国会の最重要法案として、尽力してまいります。
こうした制度改正も、すべては、土づくりから、世界に冠たる、最高品質の酒米山田錦を育んでこられた、皆様、生産者、農家の皆様のご尽力ご労苦の賜物です。
これからも、地元の誇り、最高品質の山田錦を、皆様の手で、この地で育んでいただきますよう、心よりお願い申し上げます。