福島県富岡町夜の森の桜
7年ぶりの桜。
今年4月1日、福島県富岡町では、一部の帰還困難区域を除き、避難指示が解除されました。
あれから6年になります。
6年前、私は、一人のボランティアとして、福島県郡山市のビックパレットふくしまに居ました。
そこには、東日本大震災、福島第一原子力発電所事故により、全町避難を余儀なくされた富岡町の皆様が、川内村の皆様とともに、全町まるごと避難していらっしゃっていました。
彦根市が富岡町を支援するため、富岡町に市職員を派遣されました。彦根市からお誘いを受け、退職して無職であった私は、一人の私人として、派遣された彦根市職員の皆様とともに、富岡町職員の皆様のお手伝いをさせていただきました。金融庁からも応援をいただいて。
職員の皆様ご自身が被災者であり、避難者であるという過酷な状況の中で、町民の皆様のために、懸命に働かれている姿に感動を覚えました。
4月。ビッグパレットふくしまでは、「桜」の写真が多く飾られるようになりました。
「元気で必ず帰るぞ富岡町」
その「桜」こそ「夜の森の桜」でした。
「藤井さん、今頃、咲いているはずなんです。それは、それは、美しい桜並木なんです。ライトアップでさらに美しい。ぜひ、藤井さんに見てもらいたい。富岡町の、我々町民の誇りなんです。桜は必ず待っていてくれます。我々が帰って来るのを待ち続けているんです。だから、我々は必ず帰らないといけないんです。元気で必ず。」
5月の連休前、私はビッグパレットふくしまを去ることになりました。
「夜の森の桜」の花見で送別をしていただきました。
「来年、「夜の森の桜」の下で花見をしましょう、写真じゃなくて、本物で。必ず、花見に来てくださいね。国会議員になって、戻ってきてくださいよ。忘れないでくださいね。きっと、ですよ。我々のことも。」と。
あれから6年。
6年後、私は、初めて、「夜の森の桜」の下にやってまいりました。
桜は待っていてくれました。
まだ、咲き始め。
明日(4月8日)、「富岡町帰町開始記念式典」、「富岡町復興の集い2017」桜イベントが開催されます。
吉野正芳衆議院議員にご紹介いただき、宮本晧一富岡町長にご挨拶をさせていただきました。
まだ町内に帰還困難区域が残っていること、夜の森地区の桜並木も帰還困難区域が大部分であること。帰還されるとおっしゃっておられる町民の皆様は約16%、しかし、夜の森の桜を見に、明日は多くの町民の皆様に来ていただきたいこと。
いろいろお話を伺いました。
帰町開始記念式典には彦根市から川嶋副市長が、桜イベントにはひこにゃんが参加されます。富岡町と彦根市の絆に感謝を申し上げました。

忘れません。
まだ、これから。
お約束を忘れはしません。