NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)未来ICT研究所(神戸市西区岩岡町)にお伺いさせていただき、研究開発等の説明をいただきました。
新たな情報通信システムに対する取組として
超伝導細線(超伝導ナノワイヤ)、単一光子検出器の開発
超高速有機材料光変調器/光フェーズドアレイの研究開発
の現場を拝見させていただきました。
光や電子の量子力学的性質を利用した絶対安全で高効率な量子暗号通信等(盗聴・解読の危険性がない量子鍵配送等)の量子光ネットワーク技術等、量子情報通信技術を開発するためのものです。
グローバル通信からコンピュータチップ内配線まで全てのスケールで光通信技術により通信を高速化し誰でもが高度情報サービスを利用可能にするためのものです。(光変調器の小型化・集積化による光制御デバイス)(超高速化・低消費電力化・小型集積化)
神戸クリーンルームは平成28年4月から本格的に運用を開始しています。
日本標準時を高精度に生成して日本全国に広く供給する副局(本部は東京都小金井市)も、ここ神戸市西区に置かれています。(日本標準時の子午線はすぐそばに)
NICTの他の研究所では、
音声翻訳・対話システム高度化技術
AI・脳情報通信技術
サイバーセキュリティ技術
などの研究開発も行われています。
未来ICT研究所は、岩岡の広々とした農地の真ん中にあります。
研究人材の流出(海外の最先端企業・研究所によるヘッドハンティング)は深刻で、ここ神戸市はじめ関西に研究人材の活躍場所を確保すること、海外の研究所に負けない処遇を確保することの必要性を痛感させていただきました。
情報通信の未来のため、日本の先端的・基礎的な研究開発の未来のために全力を尽くしてまいります。