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新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業に関する自治体向け説明会(令和3年1月25日)

2021年10月11日

内閣府副大臣の藤井比早之です。河野太郎大臣のもとで、ワクチン接種の担当をさせていただいております。本日、予算委員会が開かれておりまして、河野太郎大臣からメッセージを預かっております。皆様へのメッセージを読み上げさせていただきます。
一、ワクチン接種に関する全ての費用は、国が持つので、心配いらない。
一、ワクチン接種に関しては、地方自治体の柔軟性、創造性が大切なので、最大限発揮してほしい。
一、国が追加するシステムに関しては、自治体のシステムやV-SYSに影響をさせないし、また、入力を含め、全て国が費用を持つので、心配はいらない。
以上でございます。
河野大臣のリーダーシップのもと、政府は、全力でワクチン接種体制の確保にとり組んでまいります。厚生労働省から説明がありましたが、実際にワクチン接種の実務を行っていただくのは皆様でございます。十分な情報提供ができておらず、申し訳なく思いますが、ワクチン、フリーザー、ドライアイス、接種に必要なものは、国が責任をもって皆様の元に届けさせていただきます。
接種する医師の確保、接種する場所等の確保、住民の皆様への周知・ご理解・ご協力が何よりも大切でございます。先日、河野大臣から日本医師会に協力要請をさせていただきましたが、皆様におかれましても、地元の郡市医師会への協力要請、事前調整・連絡、連携強化をよろしくお願い申し上げます。
今日の説明会は、衛生保健部局、健康福祉部局等、専門部署の皆様が拝聴されていると推察いたします。しかしながら、このワクチン接種は、皆様の村民、町民、市民の命に関わる問題であり、住民の皆様全てに関わるものでございます。この会議の内容は、是非、皆様の市区町村長、副市区町村長、総務部長をはじめ、庁内の皆様で共有していただき、役場、役所をあげて取り組んでいただけますよう心よりお願い申し上げます。
数百人の村から数百万人の市まで、皆様の置かれた状況は千差万別である。これはよく理解をさせていただいております。一日でも早く安全で有効なワクチンを住民の皆様お一人お一人に接種させていただくためには、全国一律ではなく、現場に即した柔軟な対応と創意工夫が必要です。役場、役所を挙げた皆様の創意工夫とチームワークがあれば、必ず、皆様の村民、町民、市民の命を守ることができます。
そのための、国からの情報提供を進めてまいります。情報確定次第、副反応の問題等を含めて、オープンに提供させていただきます。双方向の情報提供もよろしくお願い申し上げます。
これから新しいシステムの説明をさせていただきますが、まず、前提として、各自治体のクーポン券発行、予約の仕組みなどは、円滑に接種を始められるよう、これまで通り引き続きしっかりと準備を進めてください。
また、新しいシステムは、これまで準備を進めていただいているV-SYSや、各自治体独自の様々なシステムとは別に構築するものです。詳細は、河野大臣のもとで、小林大臣補佐官とIT室で検討中であり、スキームにつきましては、これから事務方から説明をさせます。
皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。