国連安全保障理事会閣僚級会合

国のために
  • 活動報告

国連安全保障理事会閣僚級会合。

中東情勢に関する国連安保理閣僚級会合。
悪化の一途を辿るガザ情勢に対応するため、すべての当事者に停戦及び人質の解放、国際法の遵守、人道状況の抜本的改善をあらためて求めるとともに、中東地域において事態をエスカレートさせるいかなる行動も強く非難。

ウクライナ情勢に関する国連安保理閣僚級会合。
ロシアによるウクライナ侵略開始から1,000日間、国を守るために戦ってきたウクライナの人々に深い敬意と揺るぎない連帯を表明するとともに、ロシアによる違法な侵略、人権侵害や虐待及び民間インフラへの攻撃を最も強い言葉で非難。
北朝鮮兵士がロシアに派遣され、ウクライナと戦闘状態にあることを指摘し、侵略戦争へのこうした関与は、国連憲章を含む国際法違反であり、北朝鮮による侵略への直接的な支援は、欧州及びインド太平洋の平和と安全に深刻な影響を与える可能性があるとして、「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」という点を述べつつ、露朝間の違法な軍事協力を最も強い言葉で非難。

スーダンにおける文民保護に関する安保理決議案投票。
現在のスーダン情勢を踏まえ同国の文民保護を求める等を内容とする決議案。
長引く同国の人道状況への安保理としての対応を重視する立場から日本政府を代表して賛成。投票理由を説明。
ロシアの拒否権行使により否決。(賛成14、反対1、棄権0)


ラミー英国外務・開発相大臣(Rt Hon David Lammy, Secretary of State for Foreign, Commonwealth and Development Affairs of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)、安保理会合議長と、安保理会合議場において短時間懇談し、地域情勢や二国間関係について意見交換。

イグナツィオ・カシス・スイス連邦外務大臣(H.E. Mr. Ignazio Cassis, Head of the Federal Department of Foreign Affairs of the Swiss Confederation)・元連邦大統領と会談。
ウクライナにおける両国の取組や安保理改革を含む国連の機能強化についても意見交換を行い、同志国として二国間及び多国間での協力を一層強化していくことを確認。

シビハ・ウクライナ外務大臣と安保理会合議場においてウクライナ情勢と二国間関係について意見交換。

リンダ・トーマス=グリーンフィールド米国国連大使(閣僚級)(The Honorable Linda Thomas-Greenfield, Representative of the United States of America to the United Nations)と会談。
北朝鮮や中東情勢等について意見交換を行い、日本の安保理理事国任期中及び終了後も、日米間で緊密に協力・連携していくことを確認。

アミーナ・J・モハメッド国連副事務総長(Ms. Amina J. Mohammed, Deputy Secretary-General of the United Nations)と会談。
グローバル・サウスを含む関係国と連携した国連改革や、そのための邦人職員増加を含む国連との連携強化等について意見交換。

ローズマリー・ディカルロ国連政務・平和構築担当事務次長(Ms. Rosemary DiCarlo, Under Secretary General for Political and Peacebuilding Affairs, the United Nations)と会談。
ディカルロ事務次長の先般の訪日の成果を踏まえつつ国連の現状や北朝鮮問題等について意見交換を行い、連携を確認。

米国有識者との間で、米国政治等に関する意見交換。
国連安全保障理事会閣僚級会合

藤井外務副大臣の国連安全保障理事会閣僚級会合への出席(結果)|外務省
藤井外務副大臣の中東情勢に関する国連安保理閣僚級会合出席|外務省
藤井外務副大臣のウクライナ情勢に関する国連安保理閣僚級会合出席|外務省

スーダンにおける文民保護に関する安保理決議案採択に際する藤井副大臣事後投票理由説明 | 国際連合(国連)日本政府代表部
パレスチナを含む中東情勢に関する安保理ブリーフィングにおける藤井副大臣ステートメント | 国際連合(国連)日本政府代表部
ウクライナに関する安保理ブリーフィングにおける藤井外務副大臣ステートメント | 国際連合(国連)日本政府代表部