ガザ人道的対処向上のためのカイロ閣僚級会合

国のために
  • 活動報告

ガザ人道的対処向上のためのカイロ閣僚級会合。

ガザの停戦に向けてエジプトが果たしてきた重要な役割を評価。
ガザにおける即時停戦、全ての人質の無条件の解放、人道支援の大幅な拡充を求める。
レバノンとイスラエルの停戦合意を歓迎。
ガザの安定化と復興に向けて国際社会が取り組む必要性を強調。
ガザ人道支援閣僚級会合

エジプト・アブデルアーティー外務・移住・国外移住者大臣
(H.E. Dr. Badr Abdelatty, Minister of Foreign Affairs, Emigration and Expatriate Affairs of the Arab Republic of Egypt)
と会談。
ガザ情勢に関し、エジプトによる仲介努力、人道物資の搬入、重症患者の受け入れ等を高く評価。
中東地域の安定化の重要性を改めて確認。
エジプト日本学校、教育、インフラ、文化等多岐にわたる分野における、日本の貢献に対する謝意。

チュニジア・ナフティ外務・移民・在外チュニジア人大臣
H.E. Mr. Mohamed Ali Nafti, Minister of Foreign Affairs, Migration and Tunisians Abroad of the Republic of Tunisia
と会談。
経済関係を更に強化すべく、二国間の投資協定について正式交渉を開始することで一致。
政治・経済など多方面で二国間関係を発展させていくことを確認。
チュニジアはTICAD 8ホスト国。明年、日本開催のTICAD 9に向けて連携していくことを確認。

カーグ国連ガザ担当上級人道・復興調整官(国連事務次長)
Ms. Sigrid KAAG, Senior Humanitarian and Reconstruction Coordinator for Gaza, Under Secretary-General)
と会談。
ガザ地区において壊滅的な人道危機が継続していることに対して深い懸念を表明。
ドナー諸国や国連諸機関同士の更なる緊密な連携が不可欠。
ガザ地区の人道状況改善に向けて、緊密に連携していくことで一致。

各国外務大臣等と意見交換。

イタリア・タヤーニ副総理兼外務・国際協力大臣。

G7外相会合の成功に祝意。
日伊ACSA(物品役務相互提供協定)の署名を歓迎。
日英伊による次世代戦闘機の共同開発プログラム(GCAP)の推進、日伊の安全保障協力を強化。
来年の来日を歓迎。

ヨルダン・サファディ副総理兼外務・移民大臣。
中東の安定にヨルダンの果たす役割は大きい。
ガザでの停戦・人質解放、人道支援。緊密な連携を確認。

レバノン・アブダッラー・ブハビーブ外務大臣。
レバノンとイスラエルの停戦合意を歓迎。
中東情勢の安定化に向けて意見交換。緊密な連携を確認。

クウェート・アブドッラー・アリー・アル=ヤヒヤー外務大臣。
日本とクウェートの二国間関係の強化。

オーストラリア・ティム・ワッツ外務補佐大臣。
8月の訪豪(日豪若手政治家交流プログラム)以来の再会。
日豪の安全保障・防衛協力をさらに拡大することで一致。
豪州の次期汎用フリゲートプログラムについて我が国艦艇を説明。

ノルウェー・クラーヴィーク外務副大臣
日本とノルウェーの二国間関係の強化。

一刻も早いガザ危機解決に至ることが大事。
国際社会が一丸となって、喫緊の人道的対処のみならず、早期復旧・復興支援を含むガザのデイアフター(戦後)に向けた準備を加速する必要性が共有されました。