OECD閣僚理事会

国のために
  • 活動報告

OECD閣僚理事会


OECDの対外関係と拡大。
日本が掲げるOECDのアウトリーチは「共創」。
非加盟国の経済社会制度の強化につながる。同時に、非加盟国の新たな価値やダイナミズムは極めて有意義。
「共創」がOECDをより強くする。
OECD東南アジア地域プログラムが発展。インドネシア、タイがOECD加盟候補国に。
新たに、東南アジア諸国へのアウトリーチでAIを柱にする。

分科会
貿易関係の多様化と高度化。
経済的強靭性・経済安全保障強化の推進のためには同志国連携が必須。
包摂性の重要性。公平で持続可能な貿易体制の構築が不可欠。
中小企業は国際市場へのアクセスに困難。中小企業が海外市場とつながり、技術・人材・資本へのアクセスを得て、地域経済の活性化につなげる。
女性による企業やビジネス参画を後押しする政策を進める。

包摂的で持続可能な経済成長の達成。
国際協調を通じた企業の予見可能性の向上など国際投資環境の整備が必要。
グローバルバリューチェーンにおける人権の尊重。包摂的プラットフォームを歓迎。
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進、パンデミックへの予防・備え及び対応。
環境の観点からグリーン成長と持続可能な開発の支援。
女性の経済的エンパワーメントを促進。
質の高いインフラ投資。
教育が重要な役割。生涯教育の機会を提供。

サイドイベント
経済安全保障の強化と経済的強靭性の構築。
日本と副議長国リトアニアの共催。
不確実性が増す中、経済安全保障の諸課題の克服と経済的強靭性の強化に向けて、これまで以上に国際協力の強化に努めるべき。
本日のイベントは、①経済安全保障・経済的強靭性の諸課題に関する包括的な対話を促進、②OECDの貢献と重要性を紹介、③世界的な関心を高めるために非OECD加盟国にアウトリーチすることを目的。
日本は、①サプライチェーンにおける国家の自律性の向上、②技術に関する優位性・不可欠性の確保、③ルールに基づく国際経済秩序の維持・強化の3つの主要な柱を特定。
国際社会は、①不公正な非市場的政策及び慣行、そこから生じる過剰生産、②経済的依存関係の武器化、③強制技術移転や技術窃取による機微技術の流出リスク、懸念される課題に適切に対応し、迅速に対処する必要。

各国閣僚と会談。

OECD・コーマン事務総長と会談。
日本は、ルールに基づく自由で公正な経済秩序の維持・拡大を重視、その秩序を支えるOECDへのコミットメントは不変。
インドネシアとタイの加盟プロセスを引き続き後押し。
東南アジアへのコーマン事務総長のコミットメントに感謝。
AIで共創。OECDが開発中のAIツールキットに、東南アジアの意見を反映させるため「共創ワークショップ」を開催予定。
東南アジア各国のアウトリーチに東京センターは中核的な役割、日本とOECDの関係にとって重要。

コスタリカ・トバール貿易大臣と会談。
OECD閣僚理事会議長国に感謝。日本は前議長国として支える。
日本はOECDの東南アジアへのアウトリーチに協力。特にAIツールキットの展開。
自由貿易推進、国際自由貿易システム強化で連携。
CPTPP加入作業が進行中。コスタリカの取組を支援。

フランス・ロラン・サン=マルタン貿易・在外フランス人担当大臣と会談。
フランスは価値及び原則を共有する「特別なパートナー」。
日仏ロードマップの下、自由で開かれたインド太平洋の実現、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に向けて緊密に連携。
欧州とインド太平洋の安全保障は不可分。
日仏間でインド太平洋地域における陸海空軍種間での協力が飛躍的に進展。2月、日米英「パシフィック・ステラー」、4月、ニューカレドニアで駐留仏軍主催多国間共同訓練に自衛隊員が参加。
宇宙・サイバー分野で協力。「2+2」で緊密に連携。
経済安全保障分野で協力が進展。レアアースの安定供給確保に係る企業間での協力が進展。
ウクライナ情勢、中東情勢、東アジア情勢等国際情勢について意見交換。
ポール・ワトソン容疑者の身柄の拘束、引渡しを求める。ワシントン条約でウナギ属全体の附属書掲載は合理的でない。

リトアニア・ブドリース外務大臣。
OECD閣僚理事会副議長国、サイドイベント共催に感謝。
ナウセーダ大統領訪日に感謝。
欧州とインド太平洋の安全保障は不可分。

リトアニア・シギタス・ミクトス外務副大臣と会談。
OECD閣僚理事会副議長国。日本は前議長国として支える。
サイドイベント「経済安全保障の強化と経済強靭性の構築」は現下の国際情勢の喫緊の課題。日本リトアニア共催に感謝。
2023年、日本リトアニア間で「防衛協力・交流に関する覚書」を署名、5月、リトアニアが「インド太平洋地域での安全保障・防衛への関与のための戦略」を発表。両国の防衛協力が新たな段階。
AI、ドローン、レーダー、防衛企業のスタートアップで協力。

インドネシア・アイルランガ・ハルタルト経済担当調整大臣と会談。
インドネシアのOECD加盟を一貫して支持。AI分野で新たな協力。ワークショップを東南アジアで開催。
1月石破総理訪問、4月岸田総理特使訪問。アイルランガ大臣の訪日に感謝。関係は一層緊密化。
日インドネシアEPA改正議定書は4月国会承認。早期発効に向け双方で国内手続。
経済、安全保障、幅広い分野で二国間協力を強化。
アメリカとの関税交渉について意見交換。

メキシコ・ジェレナス商工担当次官と会談。
メキシコ進出日系企業拠点数約1,600。
米国による関税措置に対し、メキシコ進出日系企業はメキシコ企業と考えている、との配慮に感謝。日系企業との緊密な連携を要請。
OECD、CPTPP、日墨EPA、強固な貿易・投資関係を一層強化。
日墨ビジネス環境整備委員会はじめ引き続き緊密に連携。
二国間関係を強化。

ベトナム・ハン外務次官と会談。
OECDと東南アジア各国との関係強化を一貫して支持。
AI分野で新たな協力。ワークショップを東南アジアで開催。
先般の日越首脳会談で、ベトナムが掲げる「新しい時代」を歓迎、半導体やGX、新たな分野の協力を推進。
ベトナムの投資・経済協力の環境整備(行政手続迅速化、国際合意に則った法令整備等)を要請。
自由で開かれたインド太平洋で連携強化。

各国閣僚と意見交換。

アメリカ・ジェミソン・グリア通商代表。
日米同盟の強化。経済安全保障の強化。

ノルウェー・ストルテンベルク財務大臣(前NATO事務総長、元首相)。
欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分。
NATOとの安全保障協力、防衛協力を強化。特に、サイバー、宇宙、AI、ドローン。
力による一方的な現状変更は決して許さない。

イギリス・ジョナサン・レイノルズ・ビジネス貿易大臣。
経済版2+2閣僚会合での訪日に感謝。
安全保障、経済分野での二国間協力の更なる進展。

EU・マレシュ・シェフチョビチ欧州委員会貿易・経済安全保障担当。
EUとの安全保障、経済分野での協力の更なる進展。
G7の結束を強調。

ドイツ・カテリーナ・ライヒェ経済・エネルギー大臣。
大臣就任に祝意。
二国間協力の強化。

カナダ・マニンダー・シドゥ国際貿易大臣。
二国間関係の強化。安全保障協力の強化。
国際場裡で連携。

WTOオコンジョ=イウェアラ事務局長。
1月WTO非公式閣僚会合以来の再会。
WTOは世界経済の重要なインフラ。WTO改革で連携。
シンガポール・ガン・キムヨン副首相兼貿易産業大臣。
1月WTO非公式閣僚会合以来の再会。
日本は自由で開かれたインド太平洋を推進。シンガポールはインド太平洋の真ん中。
WTO改革、アメリカとの関税交渉、国際情勢を意見交換。
国際場裡での緊密な協力。

スイス・ギー・パルムラン副大統領兼経済・教育研究大臣。
1月スイス・ダボスでのWTO非公式閣僚会合以来の再会。
国際場裡で協力。
タイ・サギアムポン外務大臣。
タイは「包括的戦略的パートナー」。
タイのOECD加盟を一貫して支持。AI分野で新たな協力。ワークショップを東南アジアで開催。
安全保障分野で協力を強化。

タイ・ピチャイ・ナリップタパン商務大臣。
1月WTO非公式閣僚会合以来の再会。
タイには日本企業約6,000社。
二国間の経済関係の強化。国際情勢の意見交換。国際場裡で協力。
アメリカとの関税交渉について意見交換。

ASEAN・カオ・キムホン事務総長。
日本とASEANの関係強化。
東南アジア各国とOECDの関係強化を後押し。
インドネシアとタイの加盟プロセスを引き続き後押し。

フィリピン・バリサカン経済企画開発大臣。
首脳会談成功に感謝。
自由で開かれたインド太平洋の実現。
OSAはじめ安全保障協力を一層強化。

ニュージーランド・マクレイ農業大臣、林業大臣、貿易・投資担当大臣。
ニュージーランドは「戦略的協力パートナーシップ」で結ばれている。
日本は自由で開かれたインド太平洋を推進。
太平洋の平和と繁栄のために安全保障協力を強化、緊密に連携。

サウジアラビア・アル・カサビー商務大臣。
二国間の経済関係の強化。
中東情勢の意見交換。国際場裡で協力。

イスラエル・バルカット経済産業大臣。
中東情勢について意見交換。
恒久的停戦の実現に向け、一層の努力を求める。

クロアチア・グルリッチ・ラドマン外務・欧州大臣。
欧州とインド太平洋の安全保障は不可分。
日・クロアチア航空協定発効。
大阪関西万博での訪日を要請。

南アフリカ・パークス・タウ貿易・産業・競争大臣。
1月WTO非公式閣僚会合、3月マシャティーレ副大統領訪日時以来、3回目。
南アフリカでのG20成功を祈念。
南アフリカはアフリカビジネス最大の拠点。
国際場裡で協力。

南アフリカ・ラモラ国際関係・協力大臣。
南アフリカG20成功を祈念。
TICAD9でのラマポーザ大統領の訪日を要請。
国際場裡で協力。
アンゴラ・アントニオ外務大臣。
TICAD9でのロウレンソ大統領の訪日を要請。
共同議長として。
ナイジェリア・ジュモケ・オドゥウォレ産業貿易投資大臣。
1月WTO非公式閣僚会合以来の再会。
TICAD9での大統領の訪日を要請。

ルクセンブルク・ロート財務大臣。
アンリ大公殿下の大阪関西万博での訪日に感謝。
金融ミッションの訪日を歓迎。
二国間関係の強化。

ルクセンブルク・デレス経済・中小企業・エネルギー・観光大臣。
ギョーム皇太子殿下の訪日を歓迎。
経済ミッションの訪日を歓迎。

スロベニア・クランプフェル・デジタル変革省大臣。
欧州とインド太平洋の安全保障は不可分。
デジタル改革について意見交換。
大阪関西万博での訪日を要請。

バルバドス・ケリー・シモンズ外務・貿易大臣。
1月WTO非公式閣僚会合以来の再会。
国際場裡で協力。
大阪・関西万博での訪日を要請。

ノルウェー・クラーヴィーク外務副大臣。
昨年12月カイロ閣僚級会合、2月WPS東京会合以来、3回目。
WPS東京会合では共同議長に感謝。
北極政策で連携。二国間関係のさらなる強化。

チェコ・マリアン外務副大臣。
チェコは価値や原則を共有する戦略的パートナー。
欧州とインド太平洋の安全保障は不可分。
安全保障分野、サイバー、AI、宇宙、先端分野で協力を強化。

イタリア・マリア・トリポーディ外務・国際協力省政務次官。
日英伊次世代戦闘機共同開発(GCAP)、GIGOで連携強化。 防衛協力、安全保障協力を強化。

ラトビア・ウルシュリスキ外務省政務官。
大阪関西万博へのリンケービッチ大統領の訪日に感謝。
欧州とインド太平洋の安全保障は不可分。
安全保障分野、サイバー、AIなど先端分野、経済分野で協力を強化。

ウルグアイ・スカシ外務次官。
CPTPPについて意見交換。
日本とメルコスールの協力強化を含めて意見交換。

チリ・クラウディア・サンウエサ外務省国際経済担当次官。
大阪関西万博ナショナルデーでの訪日に感謝。
CPTPPはじめ、チリは価値を共有する重要な戦略的パートナー。