「敬老の日」発祥のまち多可町八千代は「教育」のまち。
野間谷村、八千代村、八千代町を経て、多可町は「敬老の日」発祥のまち。
昭和22年9月15日、村主催「敬老会」開催。
昭和23年9月15日、「としよりの日」を村の祝日と定め、村を挙げて、国・県への運動が始まります。
昭和25年、兵庫県が9月15日「としよりの日」を祝日とします。
昭和41年、国民の祝日に関する法律で「敬老の日」が国民の祝日として制定されました。
「敬老の日」は、お年寄りを敬い、お年寄りの皆様から知恵を授かって子どもたちを育てる、お年寄りの経験・知恵を後世、未来に繋ぐという「教育」の目的があったことを忘れてはいけません。
八千代は「教育」のまち。
今の日本に必要なのは「教育」。「教育」こそが全て。未来の日本のために「教育」から始めなければなりません。
「敬老の日」発祥のまち多可町八千代は「教育」のまち (youtube.com)
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門脇政夫野間谷村長式辞(校舎建築(昭和29年3月15日))(抄)
遠山の白雪西吹く凡に寒々と迫るみぞれ、足駄にくずれる霜柱、こうしたうら枯れのかずかずも今朝はすっきり跡もなく消え失せて、陽春の光愈々うららかに四方の山々将に霞を纏わんとして、雪解けに水嵩増した野間川は今日の喜びをささやき合っているもののようでございます。
燃ゆるが如き愛郷心に立脚した分けても固い和合ゆるがなき結束こそは、野間谷村政の歴史の上に永久に輝かしい光を放ち、忘れられない楽しい朗らかな面影を美しく残して行くものと確く信じて疑いません。
全村民挙げての教育に対する理解、自治振興にひたむきな熱情に到りましては今更茲に喋々を要しないものが御座居ます。
一意学業に専念以って郷土の振興発展に欠くべからざる有為の存在となられませんことを切望して止みません。
門脇政夫八千代村長式辞(講堂建築(昭和31年11月24日))(抄)
教育の基礎はいよいよ堅く、文化の華はますます美しく、優秀有能な人たちがぞくぞくとこの小学校から送りだされますようみんなはそれを祈っております。
今日ここに立派に完成を見ましたのは、ひとえに子を思う村民各位の愛の力。
この校域に嬉々として遊び、また学ぶ児童達の幸福な笑顔を思いうかべまして、皆様と共に心の温る思いを禁じ得ない次第でございます。
澄みにも澄んだ小春の空に、めぐらす山々みなとりどりにもみじして、扁額の如く清澄明朗とでも申しましょうか、天は私たちのこの計画の将来性を祝福してくれているかのように思われます。