ポーランド・ウクライナ避難民支援
2023年08月07日
ポーランド・ウクライナ避難民支援
UNICEF教育・開発センター
ウクライナから避難してきたお母さん(男性は原則出国できない)と子どもさんを支援するサポートセンター
母親に仕事や住居、生活に関するアドバイスを提供。
未就学児や、小学生、中学生相当の子どもたちに適した教育機会を提供。
センターに来た当初、子どもさんが描く絵は、暗かった。今は色合いが明るくなってきたと伺いました。
子どもさんと塗り絵、プログラム作成、音楽に合わせたダンス。一緒に教育カリキュラムを実施。
自閉症になった子どもさん。お父さんを亡くされた子どもさん。
「日本語を教えて」と言われて、「ありがとう」「こんにちは」を覚えてもらいました。
別れる時、抱きついて離れようとしない子どもさんがいました。「ありがと」そう言って。
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UNICEF(国連児童基金)・UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)との意見交換。
ラシェド・ムスタファ・サルワル UNICEF緊急対応ポーランド事務所カントリー・コーディネーター
ポーランドに来たウクライナ避難民の中には
両親のいない子どもが 3万人。
子どもと母親 60万人への支援が必要。
今日は教育ハブの施設だったが、メンタルヘルスのケアが必要。母親も。
言語の壁を取り除くことが必要。
母親は、今日のような施設に子どもを預けて働いている。
アンドレアス・キルヒホフ UNHCRポーランド事務所シニア渉外アドバイザー
ポーランドにウクライナ避難民が100万人以上難民申請。
9割が子どもと母親。
心理的なトラウマがある。
今ポーランドにいる人はポーランドに職を得ている。
脆弱な方への支援、職探しのサポート、草の根の支援が必要。
ウクライナへ帰ってからの支援が必要。
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ポーランドによるウクライナ避難民支援
ウクライナ避難民は、
・18ヶ月間ポーランドに滞在できる
・ポーランドの個人番号(PESEL)の取得が可能。
ポーランド人と同等の就労条件、医療サービス、教育、
社会保障などの保証が得られる。
(135万人以上が取得)
・ポーランド人と同じく、子ども手当(
1人あたり月500ズロチ(約1万5千円))。
・公共料金無償化、補助金支給(
ウクライナ避難民を受け入れる家庭には1日あたり1日40ズロチ
(約1,200円)を120日間支給)
ポーランドによるウクライナ避難民支援の今後の課題
ポーランドは最多のウクライナ避難民が入国し、現在も約100万人~150万人が滞在。
侵略直後の人道緊急支援から、社会統合・経済的自立へと支援の重点をシフト。
住宅不足(3割・45万人~60万人は地域住民、親戚・友人宅にホームステイ)、教育・生活費の高騰対策が喫緊の課題。
ポーランドは国力を上回る援助を実施。
国家予算の約1割、90億ユーロ(約1兆2,500億円)の財政的負担を行ったが、
今後の予算手当が課題、特に地方自治体の予算逼迫が課題。
ポーランド・ウクライナ避難民支援 – YouTube
ウクライナ避難民支援をしている日本の皆様
吉田さんの会は、
・シェルター、支援所への支援
・無料食事券の配布、食材購入支援
・冬服購入用クーポン券配布
・ウクライナ避難児童が通う小学校への備品寄贈、ポーランド語レッスンへの備品支援、児童養護施設へのキッチン設備支援など教育支援
・ウクライナ避難児童の手術費用
・行き場を失ったペットへの支援
などを行っておられます。
坂本さんの会は、
・ポーランドでの避難所運営
・ポーランドでの避難民受け入れ
・ウクライナへの物資搬入
・ウクライナでの避難所開設
・子どもたちへの就学支援
・運搬手段の確保
などを行っておられます。
坂本さんから祖国日本へ。
開戦後半年は支援金が非常に多く集まったが、現在は減少。
無関心にならないようにお願いしたい。
災害支援と違って、戦争支援は息が長い支援が必要。
ウクライナが求めているものと、日本が提供できるものをマッチさせる。
それぞれの場所でそれぞれの支援を。
送る支援、着る支援、作る支援、聞く支援、見る支援
伝える支援、読む支援、復興に向け準備する支援
ポーランド、日本の歴史を踏まえたウクライナ支援を。
ウクライナ人道支援募金
自由民主党は「ウクライナ問題に関する対策本部」(本部長:茂木敏充幹事長)を設置し、「自由民主党ウクライナ人道支援募金」をお願いいたしました。
地元では、急な呼びかけにも関わりませず、多くの皆様より、
心温まるご支援・ご協力をいただきました。
自由民主党兵庫県支部連合会を通じて、
自由民主党本部にお届けさせていただきました。
心から御礼申し上げます。
皆様の「善意」が「直接」届いているか、
しっかりとフォローしてまいります。
ウクライナ人道支援募金 – YouTube
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