沖縄戦から80年。沖縄戦没者慰霊
沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園を訪問。
国立沖縄戦没者墓苑。
先の大戦において、沖縄は、凄惨な地上戦の場となりました。
沖縄戦において、戦場に斃れられた御霊、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に、謹んで哀悼の誠を捧げます。
のじぎくの塔。
兵庫県出身戦没者3,073柱の御霊を慰霊するために建立。
兵庫県は、他の都道府県の中で二番目に多い戦没者。
出身地と御名前。身近な皆様が大勢いらっしゃいます。戦没者お一人お一人の無念、残された御遺族の皆様の苦しみ、悲しみに、胸がはりさけます。
兵庫県出身戦没者3,073柱の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げます。御遺族の皆様の御平安を、心からお祈り申し上げます。
島守の塔。
沖縄県最後の官選知事島田叡さん。沖縄県民とともに南下を続け、この地で生命に終止符を打ちました。
島田叡さんは、神戸二中、内務省。兵庫高校と小野高校の違いはあれど、同じ県立高校卒業、自治省の前身たる内務省出身。先輩として尊敬してまいりました。
島田叡さんの御霊に謹んで哀悼の誠を捧げます。
最後まで沖縄県民とともに在り続けた島田叡さんの想いを受け継いでまいります。
平和の礎。
沖縄の人々の平穏な暮らしは、戦渦に巻き込まれ、罪もない民間人を含め、20万人もの尊い命が奪われました。沖縄の誇る美しい海や森は破壊されました。
私たちが享受している平和と繁栄は、命を落とされた皆様の尊い犠牲、沖縄の皆様の筆舌に尽くし難い苦難の歴史の上にあることを、改めて深く胸に刻みます。
沖縄戦から80年。
戦争の惨禍を二度と繰り返さない。
日本の平和と繁栄、沖縄の平和と繁栄のために全力を尽くしてまいります。