藤井比早之です。
神戸市内すべての小中学校への空調整備の実現について紹介させていただきます。

神戸市から、公立学校の空調整備について初めて要望をいただいたのは、平成25年1月16日(国家予算編成に対する緊急要望説明会にて)です。矢田神戸市長(当時)から、公立学校の空調整備等について「国の補助対象としてほしい」と要望をいただきました。

第2次安倍政権発足直後、緊急経済対策として平成24年度補正予算が、各自治体要望の積み上げ以上ともいえる1,800億円の公立学校耐震化・学校施設環境改善予算が編成されている最中のことでした。

公立学校耐震化・学校施設環境改善を所管する文部科学省文教施設企画部施設助成課長(当時)は、旧知の間柄であり、補助要綱で補助対象として読み込めないか、補正予算に国の補助事業として盛り込めないか直談判をさせていただきました。

新学習指導要領の実施に伴う授業時間数の増加と夏休み中の授業を行う必要性の増加、難病を抱えた児童・生徒の皆さんの学習環境整備、災害時における地域住民の応急避難所、生活空間としての必要性、を大義名分に、空調整備を国の補助対象としていただくことを認めていただきました。

これを受け、平成25年1月25日、永井教育長(当時)、梅田市会議員とともに文部科学省に正式に要望を行わせていただきました。

この際、文部科学省の厚意により、神戸市内全小中学校の空調整備、トイレの洋式化等のための予算を確保していただきましたが、学校の数が多すぎ、空調整備等を行う業者が足りず、執行できないことが後日発覚しました。

このため、25年度執行は、市内全中学校にとどめ(小学校は次年度以降)、神戸市の枠としていただいた予算は、井吹の丘小学校(西区)新規建設の予算に充当していただきました。

各年度要望(教育長、梅田市会議員)により、平成25年度は市内全中学校、平成26年度は市内小学校の半数に空調整備が行われました。

国の平成26年度補正予算は、24年度補正予算の5分の1の規模となり、27年度執行は、耐震化を最優先し、学校施設改善予算は削減されることとなりました。

このため、平成27年1月29日、雪村教育長とともに、神戸市の空調整備の優先採択を要望させていただきました。この際、神戸市ではPFI手法による小学校空調整備が予定されました。

PFI事業の促進という国の方向性と合致することから、国の補助事業の採択方針として、特別支援学校等とともに、PFI事業が、27年度の優先採択事業として決定されました。

これにより、未整備の市内小学校71校は、平成27年度にPFI事業で空調整備が行われています。

平成25年度(112.3億円)、26年度(75.1億円)、27年度(93.2億円)(いずれも学校施設整備事業費)と、3か年にわたり、市内全小中学校への空調整備等にご尽力を賜りました関係者の皆様すべてに心より感謝申し上げます。

神戸市内の小中学生の皆さんが、快適な学校環境の中で、思い存分、勉学にスポーツに励まれますことを心より祈念申し上げます。